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【活動#04】”私たちの考える未来社会” 周南コンビナート脱炭素推進協議会主催シンポジウムで講演、パネルディスカッション!

第2部 パネルディスカッション

令和6年3月16日、周南市学び・交流プラザで行われた、周南コンビナート脱炭素推進協議会主催シンポジウム【周南から発信する未来のカーボンニュートラル社会】第2部、パネルディスカッションに土木建築工学科2年生、阿比留 尚輝くん、小川 要くんが参加しました。”私たちの考える未来社会”についてクラスで考えた未来についてプレゼンテーションを行い、徳山商工高等学校環境システム科 2年生の生徒さん、各界有識者の皆さんと公開ディスカッションを行いました。

周南市HPより

第2部のパネルディスカッションは、ファシリテーターに、慶應義塾大学准教授の藤岡 沙都子 氏をお迎えして、「周南から発信する未来のカーボンニュートラル社会」と題して、徳山高専 土木建築工学科2年生、徳山商工高等学校 環境システム科 2年生から、「私たちの考える未来社会」をテーマに、若者が考える未来についてクラスを代表してそれぞれプレゼン。その後活発な議論が行われました!YouTubeの動画は、徳山高専のプレゼン動画になります、是非ご覧ください!

ギリギリまで、パワポの色調整!

目的

コンビナート企業5社、化学工学会、市を構成員、国、県、学識経験者をオブザーバーとする「周南コンビナート脱炭素推進協議会」を2022年1月に設立しました。
 協議会では、カーボンニュートラルの実現と同時に市民の心の豊かさなども考慮し、我慢による実現ではなく、魅力あふれる社会の具現化を目指しています。
 2023年5月には、2050年のあるべき姿。理想像として「周南カーボンニュートラルコンビナート構想」とその道筋「周南カーボンニュートラルロードマップ」を策定し、周南コンビナートのカーボンニュートラルに向けた大きな一歩を踏み出しました。 
 本シンポジウムでは、協議会の取組を幅広い世代に情報発信するとともに、地域、コミュニティがともにカーボンニュートラルに向けた機運醸成を図るきっかけとなるよう、講演やパネルディスカッションを実施します。

周南市HPより
周南市HPより

第一部の講演では、有識者の方からたくさんの貴重なお話をお聞きすることができました!

講演「周南カーボンニュートラルコンビナート構想」
辻 佳子 氏(東京大学教授/周南コンビナート脱炭素推進協議会副会長/公益社団法人化学工学会地域連携カーボンニュートラル推進委員会委員長)

講演前に、辻先生から直接プレゼンのアドバイスを受けました!

講演「周南カーボンニュートラルコンビナート(未来共創センター化)に向けて」 
澤 正彦 氏(出光興産株式会社 取締役 常務執行役員 社長補佐(製造技術、基礎化学品、CNX))

出光興産株式会社 澤 正彦 氏

基調講演「フューチャー・デザイン」
西條 辰義 氏(京都先端科学大学特任教授)

京都先端科学大学特任教授 西條 辰義 氏

パネルディスカッション「周南から発信する未来のカーボンニュートラル社会」
ファシリテーター 藤岡 沙都子 氏(慶応義塾大学准教授)

ファシリテーター : 慶應義塾大学准教授  藤岡沙都子 氏

話題提供「私たちの考える未来社会」
徳山工業高等専門学校 2年生  徳山商工高等学校 2年生

プレゼンをしてくれ、徳山商工高等学校 環境システム科 2年生
徳山高専 土木建築工学科2年生の発表!

感想 01

【学生の感想】
初めて先生からお話を受けたときには、先生がそんなに大変ではないとおっしゃっていたので、そんなに考えずに受けました。ですが、いざふたを開けてみると思っているよりも難易度の高い案件でした。
【指導教員のコメント】
最初はディスカッションだけって周南市の方から聞いてたんですよ笑 ただ直感的に面白そうだったので、プレゼンも快諾しちゃいました笑。今回は良い経験の舞台を周南市の皆様に作って頂きましたね。舞台に立っちゃえば平気だったでしょ笑? 君たちならできる!って最初から信じていましたけどね! 私、確信犯です!笑

【学生の感想】
ですが同時に仲のいい友達と組んでプロジェクトを進めることにわくわくもしていました。スライドづくりは自分の色を全開で作れたので、楽しかったですし、それが会場の人にも通じていることがとてもうれしかったです。協力して一つのことに取り組む楽しさを今回の経験で学ぶことが出来ました。
【指導教員のコメント】
クラスのみんなにもアイデアを頂きました。クラスのみんなにも感謝!今回の提案は、CA49期みんなの作品でした。
 二人の発表の前、講演内容に市民の方からご意見や、鋭い質問があったりで、緊張した空気に会場中が包まれていました。張り詰めた空気の中、二人はよく発表できたと思います。君たちが楽しむ姿が会場中に伝わり、空気が一変。感じた? 確かに変わったんだよ、空気が。それは徳山商工さんの発表の時も同じ。高校生2組の発表は、会場中の空気を変える素敵な発表でした。高校生のみんな!会場の空気が変わるったの、きっと気づいていたはずです。みんなすごかったですよ!

【学生の感想】
この二人で何かを話し合って作り上げると言うことは初めてではなく何度かやったことがあり、その分うまくできました。一番の収穫はプレゼンの準備の中で相手によく伝わり、相手が見やすくなる、多くのテクニックを知れたことです。またそのおかげか企業の方にスライドを「良かった」と言ってもらえました。このシンポジウムでいろんなことを経験でき、嬉しい思い出も多くあり参加して良かった思いました。
【指導教員のコメント】
プレゼンはセンスではなく、知識と方法がちゃんとあることを身をもって学んでくれて嬉しいです。自分たちの想いがしっかり伝わってくれると嬉しいですよね。ただそれ以上に君達の度胸に脱帽!あの雰囲気と、多くの大人の前で堂々としすぎていて、怖いぐらいでした笑

初対面でもすぐうちとける、プレゼン前の高校生4人!!
ものおじせずに、僕たちも、自分たちの意見を述べました!
高校生たちの率直な意見がパネルディスカッションを盛り上げる!
周南市産業振興部長 上野 貴史 氏 

パネルディスカッションでは会場からも、たくさんの質問が飛び交いました。なかでも徳山商工高等学校の2年生はクラスみんなで応援参加!高校生たちのまっすぐな質問に、誠実に且つ論理的に、誰にでもわかるように丁寧に回答して頂いた、東北大学の福島教授、ありがとうございます!

東北大学大学院環境科学研究科教授 福島 康裕 氏 

感想02

【学生の感想】
シンポジウムを聞いて最初に感じたのはレベルの差です。知識の幅も質も、私たち二人とは格が違いました。ですがそんな中でもできるだけわかりやすく説明してくださった先生方には感謝いたします。講義の中で論理や実践に基づく穴のないスライドを見せられ、非常に驚きました。今回の講義を通じて学生が勉強をする意味というのを再認識しました。興味のないことにも精力的に取り組んでいこうと思いました。
【指導教員のコメント】
今回講演し、みんなの質問に答えてくださった先生方は、その道のトップランナーです。あれこそが、プロフェッショナル。すごかったでしょ!しっかり格の違いを見せつけられましたね笑。ただ君たちも勉強すれば、なれます、絶対、君たちはできる。私はそう信じています!勉強する意味を背中で教えてくださった先生方に感謝ですね!

【学生の感想】
シンポジウムは驚いてばっかりの3時間でした。まず企業の方と大学の先生の発表は知らなかった内容ばかりですごく勉強になりました。シンプルに知識不足を感じ悲しくもなりましたが、それと同時に学校で習った倫理だとか化学の知識が役に立って話の内容を理解する助けなった瞬間があってその時は勉強してて良かったと思い、知識が役に立ったことに嬉しくも感じました。そのような感じで今回のシンポジウムは自分に足りてないことを知れた反面、高専で学んだことは確実に役に立ってると感じ自信を持てたそんな体験となりました。この自信を糧にこれからも頑張ろうと思います。
【指導教員のコメント】
高校2年生という、タイミングで、それに気がつけたことに感謝ですね。きっかけは辻先生でした。辻先生とのあの授業があったから今があります。これからも探究心を忘れず、楽しんで勉強してください。
【努力は夢中には勝てない】夢中になれるものを、見つける、見つかるまで、いろんなことに食わず嫌いすることなく、挑戦し続けてください。
 今日という日が、君たちにとって特別な1日になってくれて嬉しいです。誘った甲斐がありました笑 私も楽しかったです。私をこの舞台に連れてきてくれてありがとう!

懇親会

講演会の後は、周南コンビナート脱炭素推進協議会のみなさまと懇親を深めました。出光興産株式会社 徳山事業所、東ソー株式会社 南陽事業所、株式会社トクヤマ 徳山製造所、日鉄ステンレス株式会社 製造本部 山口製造所、日本ゼオン株式会社 徳山工場、公益社団法人 化学工学会、徳山商工高等学校の先生、周南市の皆様とたのしい時間をすごさせていただきました。

たくさんの重鎮の方々の前で更にひとこと笑

二人には、たくさんの企業様からリクルートのお誘いが・・うちで一緒に働かないかって笑。会場では、多くの皆様に、お声がけいただき、発表、パネルディスカッションについて、たくさん、たくさん褒めていただきました。さらには、本校の校長先生も応援に来てくださり、二人の堂々とした立ち振る舞いとプレゼンを褒めて頂きました!嬉しかったですね!二人にとって大きな大きな自信になりました。皆様、ありがとうございました!!

藤井 律子 氏 周南市長

最後に

改めて、今回のシンポジウムにお誘いいただいた、藤井 律子 周南市長、産業振興部 商工振興課をはじめとする周南市の皆様に感謝申し上げます。今後とも徳山高専をよろしくお願いします!! 
追伸:学生共々、大役が果たせてホッとしました笑

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