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【コンペ#05】高校生の「建築甲子園」 奨励賞受賞!!

Team【だんでらいおん】 土木建築工学科2年 兼坂亜季さん、黒川凜さん、福寿幹さん、1年 秋山さくらさん 奨励賞受賞!!

第13回高校生の「建築甲子園」(日本建築士会連合会主催)において、土木建築工学科1年生から2年生4名による混成チーム【だんでらいおん】:2年 兼坂亜季さん、 黒川凜さん、福寿幹さん、1年 秋山さくらさんの作品「鶴と自然と笑顔の里」が、全国から寄せられた35作品の中から奨励賞を受賞しました、おめでとうございます!

鶴と自然と笑顔の里 〜鶴いこいの里交流センターVer.2〜

建築甲子園とは?

応募対象者
(公社)日本建築士会連合会主催の、応募対象者が建築教育課程のある工業高校、高等学校、工業高等専門学校(ただし、3年生までとする)を対象とし、教員が監督、同校在学生を選手としたチーム編成での応募とします。

テーマ
今回の建築甲子園では、地域のくらしーこれからの地区センターをテーマにします。興味をもつコミュニティ、その核となる地区センターを自由に描いてください。その提案の記述や図面(建築設計や内装設計)による表現方法は、 応募者にお任せしますが、テーマの理解度、提案度、具体性、独創性、表現力(プレゼン)等から審査します。

審査の流れ
応募された作品は、先ず、県大会予選(都道府県建築士会単位での審査)を行います。 県大会で選抜された1作品が全国選手権大会(連合会審査)へ提出されます。 11月初旬 一次審査 一次審査通過校へは、連合会より通知するとともに、最終審査会でのプレゼン用動画の提出を依 頼いたします。プレゼン時間は、1校5分程度、ファイルはwindowsで再生可能なデータファイル をDVDで提出いただきます。12月初旬 最終審査 一次審査通過校より提出されたプレゼン動画を視聴し審査を実施し、優勝、準優勝ほかを決定します。

高校生の「建築甲子園」実施・応募要項より抜粋
Team だんでらいおん!!!

CONCEPT

八代は日本で唯一ナベヅルが越冬をする地域であるくらい自然が豊かです。その一方で、年々住民人口も観光人口も減ってきているという課題もあります。そこで私たちは八代ならではの鶴と自然を活かして、たくさんの人に八代に来てもらい、再び笑顔で町をいっぱいにすることをコンセプトにこの案を考えました。

ここ面白くなるかも・・・・・そんな予感・・・。

制作過程でこだわったこと

まず、この場所を知らない人が、立ち寄ってみようかな、休憩していこうかな、と興味がそそられてしまう外観づくりをこころがけました。
そして一度来たら、また来たいなと思ってしまうようなイベントや空間作りにこだわりました。また、八代は鶴が来る、数少ない場所なのですが、観察しに来る方が減っているため、より楽しく鶴を学べる環境づくりにもこだわりました。

特別天然記念物 八代のツルおよびその渡来地

制作過程で苦労したこと

制作過程で苦労したことは、みんなで集まって作業が出来る時間が少なく思い通りに作業を進められなかったことです。コロナが流行して学校に来れなかったり、学校が停電したりして大変でした。みんなで役割を分担し、締切ぎりぎりまで作業して完成した時はとても感動しました!

周南市の方にたくさんツルについて教えていただきました!

今回のコンペに参加しようと思ったきっかけ

今回、コンペに参加しようと思ったきっかけは、徳山高専に入学して初めての長期休みでなにか大きなことに挑戦してみたいと思ったからです。入学前にたまたま徳山高専が建築甲子園についての取材を受けているニュースを見て、入学したらやりたいと思っており、今回参加できて賞をいただけたことがすごく嬉しいです!また、コンセプトや設計など自分たちでたくさんの意見を出して話し合って考えたので達成感を感じられて、勉強にもなりました。授業で習ったことや、今回のコンペで学んだことを使ってさらにいいアイデアを出すことを目標に来年も挑戦したいです!

フィールドワーク!! 歩いてわかること、たくさんあります!

最後にひとこと

  • 初めは不安だらけだったけど、自分たちの案が奨励賞に選ばれてとてもいい経験ができたなと思います。河野先生、だんでらいおんのみんなありがとう!!!

  • 私は元々八代のことを何一つ知らなかったのですが、今回で誰よりもよく鶴のことや八代のことを考えることができ、とても良い経験になりました。

  • このコンペに参加するのは、今回で2回目だったのですが、初めて参加した時よりも積極的に動くことができて、成長出来たと思います!とても楽しかったです!

  • グループの一年生が一人だったのと知識もなにもなくて不安いっぱいの状態で始まりましたが、いろんなことを学べて賞も取ることができてほんとにやってよかったです!

今回は、周南市の職員の方をはじめ、たくさんの方に助けられました、ご協力いただいたすべての皆様に、しっかり感謝しましょうね。実は、今回徳山高専からは、もう1チームが参加していました。チーム名は【Masashi甲子園】。徳山駅前商店街を舞台にした【Comfort zone】という商店街を回遊しながらコミュニティーを生み出す、そんな空間提案をしました。今回惜しくも選抜はされませんでしたが、両チームとも楽しい夏の思い出になったのではないでしょうか?
製作作業をしていた夏は、コロナや学校大停電などいろんな障害がありました。そんな中でも、みんなが“今”出来る環境の中で全力で、楽しそうに、前向きに作業している姿、素敵でした!次こそは全国ベスト11を目標に、今年の夏も楽しんでいきましょう!!

今回もこのような素敵な機会を提供いただいた、公益社団法人 日本建築士連合会、一般社団法人 山口県建築士会の皆様に改めて感謝申し上げます。ありがとうございました!!