【コンペ#05】高校生の「建築甲子園」 奨励賞受賞!!
Team【だんでらいおん】 土木建築工学科2年 兼坂亜季さん、黒川凜さん、福寿幹さん、1年 秋山さくらさん 奨励賞受賞!!
第13回高校生の「建築甲子園」(日本建築士会連合会主催)において、土木建築工学科1年生から2年生4名による混成チーム【だんでらいおん】:2年 兼坂亜季さん、 黒川凜さん、福寿幹さん、1年 秋山さくらさんの作品「鶴と自然と笑顔の里」が、全国から寄せられた35作品の中から奨励賞を受賞しました、おめでとうございます!
建築甲子園とは?
CONCEPT
八代は日本で唯一ナベヅルが越冬をする地域であるくらい自然が豊かです。その一方で、年々住民人口も観光人口も減ってきているという課題もあります。そこで私たちは八代ならではの鶴と自然を活かして、たくさんの人に八代に来てもらい、再び笑顔で町をいっぱいにすることをコンセプトにこの案を考えました。
制作過程でこだわったこと
まず、この場所を知らない人が、立ち寄ってみようかな、休憩していこうかな、と興味がそそられてしまう外観づくりをこころがけました。
そして一度来たら、また来たいなと思ってしまうようなイベントや空間作りにこだわりました。また、八代は鶴が来る、数少ない場所なのですが、観察しに来る方が減っているため、より楽しく鶴を学べる環境づくりにもこだわりました。
制作過程で苦労したこと
制作過程で苦労したことは、みんなで集まって作業が出来る時間が少なく思い通りに作業を進められなかったことです。コロナが流行して学校に来れなかったり、学校が停電したりして大変でした。みんなで役割を分担し、締切ぎりぎりまで作業して完成した時はとても感動しました!
今回のコンペに参加しようと思ったきっかけ
今回、コンペに参加しようと思ったきっかけは、徳山高専に入学して初めての長期休みでなにか大きなことに挑戦してみたいと思ったからです。入学前にたまたま徳山高専が建築甲子園についての取材を受けているニュースを見て、入学したらやりたいと思っており、今回参加できて賞をいただけたことがすごく嬉しいです!また、コンセプトや設計など自分たちでたくさんの意見を出して話し合って考えたので達成感を感じられて、勉強にもなりました。授業で習ったことや、今回のコンペで学んだことを使ってさらにいいアイデアを出すことを目標に来年も挑戦したいです!
最後にひとこと
初めは不安だらけだったけど、自分たちの案が奨励賞に選ばれてとてもいい経験ができたなと思います。河野先生、だんでらいおんのみんなありがとう!!!
私は元々八代のことを何一つ知らなかったのですが、今回で誰よりもよく鶴のことや八代のことを考えることができ、とても良い経験になりました。
このコンペに参加するのは、今回で2回目だったのですが、初めて参加した時よりも積極的に動くことができて、成長出来たと思います!とても楽しかったです!
グループの一年生が一人だったのと知識もなにもなくて不安いっぱいの状態で始まりましたが、いろんなことを学べて賞も取ることができてほんとにやってよかったです!
今回は、周南市の職員の方をはじめ、たくさんの方に助けられました、ご協力いただいたすべての皆様に、しっかり感謝しましょうね。実は、今回徳山高専からは、もう1チームが参加していました。チーム名は【Masashi甲子園】。徳山駅前商店街を舞台にした【Comfort zone】という商店街を回遊しながらコミュニティーを生み出す、そんな空間提案をしました。今回惜しくも選抜はされませんでしたが、両チームとも楽しい夏の思い出になったのではないでしょうか?
製作作業をしていた夏は、コロナや学校大停電などいろんな障害がありました。そんな中でも、みんなが“今”出来る環境の中で全力で、楽しそうに、前向きに作業している姿、素敵でした!次こそは全国ベスト11を目標に、今年の夏も楽しんでいきましょう!!
今回もこのような素敵な機会を提供いただいた、公益社団法人 日本建築士連合会、一般社団法人 山口県建築士会の皆様に改めて感謝申し上げます。ありがとうございました!!