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【コンペ#10】 第14回 高校生の「建築甲子園」 奨励賞受賞!!

土木建築工学科2年 秋山さくらさん、金子まりもさん、窪田澪さん、神田陽菜さん、背戸雫、中越凜子、山田真尋さん 奨励賞受賞!!

第14回高校生の「建築甲子園」(日本建築士会連合会主催)において、土木建築工学科2年生、7名による「きつねのよりみち」が、山口県建築士会で審査され、都道府県別に全国大会出場代表校に選出されました。(全国75校より131作品が応募)
その内、全国から寄せられた37作品の中から奨励賞を受賞しました、おめでとうございます!

受賞メンバーは、2年生 女性チームです!!

みんなが選んだ今回の舞台は”あの” 山口市です!!

ニューヨーク・タイムズ紙「2024年に行くべき52箇所」に選ばれた、山口市、このニュースがある前から、私たちはその魅力に気がついていました! 今回の舞台は、山口市の中でも、その中心地、湯田温泉!

建築甲子園とは?

テーマ:「地域のくらしーまちに住む・地域に開く住まい」
今回のテーマは働きながら暮らすことができる職住一体の家「まちに住む・地域に開く住まい」です。地域の中で暮らすこと、働くことはどういうことなのか。ライフスタイルを見直すことから新しい住まいの糸口を見つけ出すことができるのではないでしょうか。地域のくらしと周辺環境に目を向けて、そこから計画して欲しいと思います。
職業、家族構成、構造、規模は自由に設定してください。新築、増築、建替え、リノベーション、コンバージョンなど建築形式も自由です。君たちの自慢の町・環境を生かした地域コミュニティのきっかけとなる職住一体の家「まちに住む・地域に開く住まい」の提案を期待して待っています。想像を拡げて挑戦してください。

応募対象
建築教育課程のある工業高校、高等学校、工業高等専門学校(ただし、3年生までとする)を対象とし、教員が監督、同校在学生を選手としたチーム編成での応募とします。

審査の流れ
応募された作品は、先ず、県大会予選(都道府県建築士会単位での審査)を行います。県大会で選抜された1作品が全国選手権大会(連合会審査)へ提出されます。

高校生の「建築甲子園」実施・応募要項より抜粋
きつねのよりみち

CONCEPT

 山口県山口市にある湯田温泉。一日に約2000tの温泉が湧き出て、年間約62万人(2022年度)の観光客が訪れる、県内では有数の観光地だ。外国人観光客も約1万人と年々増えてきている。そんな湯田温泉だが、地域に開き、住まうという観点では課題が多い。夜に栄える飲み屋が多く若者が立ち寄りずらいことや、湯田温泉駅から中心街が遠いということがある。それを解決するために、駅と中心街をつなぐ、老若男女がふらっと寄り道できるような憩いの場をつくりたいと思った。また、人口減少ももうひとつの課題である。そのため、シェアハウスや住み込み型の店舗などで移住を考える人を誘致し、人と人の繋がりを生む仕組みを考えた。地域の人々から愛される湯田温泉の街に、もうひとつの中心となる通りを提案したい。

夏休みを利用してみんなでフィールドワーク!

制作過程でこだわったこと

  • 絵を描くときに伝わりやすいようにしたことと、今回の建築甲子園のテーマに沿っているかを考るのに1番時間を使ったと思います。テーマが難しくて場所決めから案出しに時間を多く使いました!

  • どうやったら、人が集まりやすい空間を作れるかグループのみんなと話し合いながら作品を作ったことです

  • 今回のテーマが、地域のひとと身近でつながるっていう感じだったので、どうしたらみんなが心地よく過ごせて、この町がもっと発展できるかを考えました。きつねの広場を担当して、建物の形とか、部屋の配置にこだわりました!

  • 景観を崩さないようにデザインすることです。地域の良さを生かせるようなアイデアをみんなで出し合って施設を制作しました。

  • A2のボードにまとめる時、レイアウトを特にこだわりました。寄り道という言葉がある通り、歩いて色んな場所を巡るかたちだったので真ん中の大きな道を作って上下に付け加える感じで置いていったりしました。

山口市立中央図書館で文献調査!

通称「YCAM(ワイカム)」

磯崎新氏 設計の名建築 山口情報芸術センター(Yamaguchi Center for Arts and Media)で文献調査です!

白狐伝説
いろんなところに 白狐!

制作過程で苦労したこと

  • 基本的に夏休み集まる時も、夜作業する時もずっとわいわいした雰囲気だったので、あまり苦労したことはないのですが、計画性がなくて提出日前日に学校に夜遅くまで残って作業をしたことは終わらないかと思って焦りました。

  • 建物の外観や内装を描くのが大変でした

  • 時間がなかったので、みんなで結構遅くまで残って追い込んだことです!でも楽しかったです!テーマが「昭和の町のよさを取り入れる」って感じで少し難しかったので、最初の段階で苦労したとおもいます。

  • 集客を目的とした制作でしたが、どの年齢層のどのような人をターゲットにするのかを決めるのが難しかったです。

  • 大人数ならではのメリットデメリットを感じました。大人数だからこそやることは少ないのですか、誰かどれをやったのかの管理が難しかったです。

白狐のポスト!

今回のコンペに参加しようと思ったきっかけ

  • 去年このコンペに参加したときにみんなで協力して完成させる感じや、現場調査をしたことが楽しかったので、今年もやりたいと思って参加しました。今年は同級生7人が同じチームだったのでさらに楽しくできました。

  • 去年友達がやっていて建築系のコンペもやってみたいと思い参加しました!!

  • 建築のコンペに参加したことがなくて、何をしようか迷ってたときに友達がやる!って言っていたのでじゃあ自分もやる!ってなりました

  • 仲のいい友達が一緒に参加しようと声をかけてくれた事がきっかけです。

  • 1人で違うコンペに参加するか、友達と協力してこのコンペに参加するか迷いましたが、こんな大人数でやる機会は滅多にないし、グループワーク力もつくと思いやりました。

街歩き!
足湯で一休み

最後にひとこと

  • 初めて建築系のコンペに参加したんですけど楽しかったです!実際に湯田温泉に足を運んで街を歩いてみてとてもいい経験になりました。これからも色んなコンペに参加して自分の幅を広げられるようにしていきたいです。

  • 去年から二回続けて参加して賞をもらうことができてうれしいかったです!他のコンペと掛け持ちしている人、遠くから来る人でなかなか予定を合わせることができなかったのでぎりぎりになってしまったけど楽しく作業でき、結果につながったのでいい思い出になりました!

  • チームのみんなといい作品を作り上げることができ、賞もいただけたので来年も参加できたら嬉しいです

  • 現地調査、とても楽しかったです!チームのみんな、ありがとうございました!!

  • グループワークが苦手な私でも楽しく取り組めました。それぞれの得意分野を活かしてやることを分けたり時には一緒に頑張ったりコンペに対して前向きにできました。

  • 締切の最後に詰め込んで大変ではありましたが、みんなで下見をしたり、アイデアを真剣に練りあったりして作品を作ることが出来たのはとても良い思い出となりました。

美味しい食べ物もたくさんあります!

最後に

湯田温泉旅館協同組合の皆様をはじめ、たくさんの方に助けられました。ご協力いただいたすべての皆様に、しっかり感謝しましょうね。今回、徳山高専からは、もう2チームが参加していました。防府市を舞台にした【居憩~幸せます工房~】、下松市を舞台にした【私たちのThird Place~おばあちゃん今日もきたよ~】。今年からテーマも新たに、各班ともにその場所にしかない特徴を現地でフィールドワーク。地域に開く住まいとはなにか?あらためて考えるいい機会になります。 
今年の山口県予選では、徳山高専以外の県内高校からも多くの作品がエントリーされ、僅差で山口県代表の座を手にしたと聞いています。今回もこのような素敵な機会を提供いただいた、公益社団法人 日本建築士連合会、一般社団法人 山口県建築士会の皆様に改めて感謝申し上げます。ありがとうございました!! 次回こそは、ベスト11を目指して楽しみます!!




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