【研究#04】 2023年度日本高専学会研究奨励賞優秀賞受賞!!
専攻科環境建設工学専攻2年の淺田穂乃果さんが日本高専学会の2023年度研究奨励賞優秀賞を受賞しました。おめでとうございます!徳山高専では17年ぶり2度目の受賞になります。
学会情報
環境建設工学専攻2年生の淺田穂乃果さんが、日本高専学会の2023年度研究奨励賞優秀賞を受賞しました。徳山高専では17年ぶり2度目の受賞になります。これは在学中に行った淺田さんの研究成果が広く認められ受賞にいたったものと言えます。具体的には、研究内容が、国際会議論文1編を含む、3編の査読付き論文として公表されたこと、令和4年度に「土木学会全国大会第77回年次学術講演会優秀講演者賞」「地盤工学会第57回地盤工学研究発表会優秀論文発表者賞」「土木学会中国支部研究発表会若手優秀発表者賞」「国立高等専門学校機構学生表彰」を受賞したことなどが評価されました。研究活動以外にも全国高等専門学校デザインコンペティション構造部門で優秀賞を2度(2021年度及び2023年度)受賞するなど目覚ましい活躍をされたことも評価の一部となっています。
研究概要
淺田さんは、地域発信型土砂災害予知システムの開発に向け、斜面崩壊が発生する時間、場所、規模を明らかにする現地観測と解析手法を組み合わせた研究、特別研究では「パイピング現象を考慮した新たな斜面崩壊予知手法に関する研究」を行いました。解析を主体とする「予知フェーズ」と実験を主体とする「検証フェーズ」を組合せることによって実現象の再現性や研究の信頼度等をあげることに大きく貢献しました。本研究により1人でも災害被害者が減ってくれればと願っています。
受賞の感想 EC2:淺田穂乃果さん
この度,日本高専学会研究奨励賞を受賞し,心から感謝しています.学生生活の集大成として,この賞を頂けたことで,自分の成長を実感し,喜びに満ち溢れています.荒木先生をはじめとする多くの先生方のご指導と励ましのおかげで,研究やデザコン等の課外活動を通じ,私はより深く土木工学の世界を理解し,技術と知識を身につけることができました.これからも,より一層努力し,成長し続けることをお約束します.ありがとうございます.
淺田さんと親友の貞本さんです。ふたりは小学校の時からずっと一緒。高専の7年間と合わせて、16年・・・・・。2人並んで毎日自転車で通学していた姿がなつかしい・・・・・。そんな素敵なふたりから以下のコメントをもらいました!!
高専7年間を振り返って
高専に入学したこと、専攻科に進んだこと、一切後悔していません。それくらい、あっという間で楽しく充実した高専生活でした。入学当初は土木にすごく興味があったわけではないですが、現場見学やデザコンなど様々なことに挑戦することで、土木について学ぶことが楽しくなりました。進路について悩んだこともありましたが、先生方がたくさん相談にのってくれて、たくさん励ましてくれました。とても感謝しています。また、仲の良い友人と出会うことができ、学校に行くのがすごく楽しみでした!4月から学生ではなくなると思うとすごく寂しいですが、高専で学んだことはきっと役に立つと思うので、社会人になっても頑張っていきたいです!
面接の日のことを今でも思い出せるくらいにあっという間の7年間でした。高専でしかできないようなことをたくさん経験できたと思います。海外研修旅行に行けなかったことだけが心残りですが、授業中に雪合戦をしたり、教室で紙飛行機合戦をしたり、空きコマでバレーをしたり、研究室でBBQをしたり、卒業した同級生の人も含めみんなのおかげで毎日本当に楽しかったです。高専に入学してよかったです。今までありがとうございました!
後輩たちへ
高専は自由が多いと思うので、自分の楽しいと思うことを目いっぱいやって、楽しんだらいいと思います!
困ったことがあれば人を頼るのが一番だと思います。特に就活中の人は面接練習を島袋先生にお願いしてみてください、自己肯定感爆上がりします、パワーをもらえます、おすすめです。笑 もちろん私も、なんでも話聞きます。
指導教員より一言コメント
淺田さんは、探求心や着眼点がするどく、また、とても実行力の高い学生でした。教員との他愛ない会話から、物事の本質を見極め自ら追求し、拡張して理解し、さらにそれを実行する能力に長けていると感じていました。指導教員にとって初めて受け持った専攻科生でしたが、専攻科生の能力をみせつけられたおもいです。社会でも頭角を現すことは間違いありませんが、今から将来成長した姿をみれることが楽しみでなりません。
追伸
もう1人、彼女たち2人と16年間を共にした人がいました! この人です!
1日早いけど、 3人とも卒業おめでとう!!
いつでも遊びに帰っておいで〜