【現場見学#02】 前編:絵堂萩道路 雲雀山トンネル編!!【ご協力】山口県・五洋建設・井森工業・ナルキJV
小郡と萩をつなぐ道路工事を見学したよ!!
令和4年11月7日 山口県宇部土木事務所さま・五洋建設・井森工業・ナルキJVさまの全面協力による小郡と萩を結ぶ「地域高規格道路 小郡萩道路」の一部 雲雀山トンネルの現場見学に行ってきました! 事業名:一般国道490号絵堂萩道路 道路改築事業
今回の現場見学は、徳山高専の学生のために山口県の職員の方々のご厚意により実現しました!本当にありがとうございます!!徳山高専からは、土木建築工学科の1年生・12名、3年生・3名、5年生・3名、教職員・2名の総勢20名でお邪魔しました。1年生は、半年前まで中学生!技術はまだまだですが、好奇心旺盛、興味津々なとっても元気な子達がたくさん参加しました。
地域高規格道路とは?
「地域高規格道路」は、高規格幹線道路(高速道路)を補完し、地域構造の強化に役立つ道路で、自動車専用道路または、それと同程度の機能を有する「質の高い道路」です! 引用:山口県
小郡萩道路とは?
小郡萩道路は、県央の交通拠点である、山口県小郡、県の主要観光地である秋吉台、山陰の中心都市である萩市を結び、中国縦貫自動車道等と連結することにより、高速道路ネットワークを形成する延長約30kmの地域高規格道路です。今回の一般国道490号絵堂萩道路は、県央部と山陰地域との交流促進、空港や新幹線駅などの広域交流拠点との連携強化、観光拠点を結ぶ広域観光ネットワークの形成を図ることなどを目的として、整備を進めています! 引用:山口県
学生の感想 01
今日は、とても貴重な経験をさせていただきありがとうございました。自分は、道路の現場見学には行ったことがなかったので、様々な気づきや知見を得ることができました。ありがとうございました。ぜひまた現場見学でお会いしたいです。 今回の現場見学で、現場では自分が思っているより機械化・ICT化が進んでいることが分かりました。とくにトランシットはミラーを測りたい点にもっていきタブレットを少し操作するだけでそこのすべての座標が分かったのでとても驚きました。またドローンを飛ばす体験では、普段自分が触っているゲームのコントローラーのより操作が少し複雑で難しかったです。 自分が一番驚いたのは、コンクリートの薄い壁に杭を刺してその摩擦力で壁が倒れないということでした。またそこに使われている真砂土も重要な材料であることが分かりました。 今日の見学で、県庁という新たな選択肢が私の中に増えました。本日はありがとうございました。
学生の感想 02
以前台風の影響で流れてしまった際、とても楽しみにしていた現場だったのでその分、とてもショックでした。そのため、今日こうして現場見学させて頂けて本当に嬉しかったです。トンネル工事の現場を見させて頂くのは初めてだったので、勉強になりました。いつも私達が学校で行う測量はTSを用いたものだったので、今日実際に見た測量の機械のハイテクさにとてもびっくりしました。現場の方には、大体TSの3倍くらいのお値段とお聞きして度肝を抜かれました。トンネルの図面は、丁度夏休みに行った路線測量と結構形式が似ていたので、説明をお聞きしながら、あ!盛土!切土!と勉強したことが実際にお話に出てきて嬉しかったです。ドローンも初めて操縦したので、とても貴重な体験でした。私は結構迷いなくどんどん操縦してしまったので、そこは後悔でした笑。ちょるるのポーズが最後まで気になりました。最後の現場では、完成図と現在の現場の様子とを見比べて、これがこういうふうになるのか!とワクワクしました。現在私の興味がある職業のうちの1つが県庁の土木課だったので、今回の現場にも県庁の方が携わっていると知り、思わぬ共通点にとても嬉しくなりました。貫通石、大事にしたいと思います。いざとなったら面接の時に持参したいと思います笑。半日という短い時間でしたが、そのために沢山の時間と労力を割いて頂き、ありがとうございます。今日は本当に貴重な経験をさせて頂き、ありがとうございました。
実測体験!!
徳山高専では触ることのできない、最新測量機器で実測!巻き尺で実測したものと比べます。1年生12名は、一度も測量機材を触ったことがありません。まさか、はじめて触る測量機材が、こんな最先端の機材なんて・・・・・。
現場の方に丁寧に教わりました。測量未経験の1年生達でもしっかり測量できました!この経験をしっかり活かして測量学Ⅰの授業に取り組みましょう!!
学生の感想 03
今日は貴重な体験をさせていただきありがとうございました!! トンネルを作る工程は今までは一気に掘ってからコンクリートで固めているのかと思っていたけど、ダイナマイトを使って少しずつ掘って固めてを繰り返して作っていることを知り、とても印象に残りました。また測量体験では思っていたよりもすごく早く測量できてしまって驚きました。この体験をこれからの測量を学ぶモチベにしていきたいです。
市境があるって!?
雲雀山トンネル内には、萩市と美祢市の市境があります。普段絶対にみれない場所にみんなでダッシュです!車でしかみれない貴重な場所です!走ってると気がついたんです、道路って結構傾いていることに・・・。だから道路に寝てみました(笑)
山口県職員の感想
現場見学で、道路の真ん中で寝た子達みたの、はじめて(笑)
学生の感想 04
トンネルが完成したら人は入れなくなるということで、ほんとに貴重な体験ができたんだなぁと思いました。初測量をしたり地面に寝転がったり楽しかったです!あと貫通石を頂けたのがとてもうれしかったです! 橋では初めてドローンを動かして、少し難しかったけど楽しかったです!橋を作る時のお話は私には初めて知ることばかりでした。費用の額の大きさに驚きました…! 盛土は、このあと道路になると思うとすごいなと思いました。あと上まで登るのが楽しかったです! 初めて現場見学に行ってみて、現場の、自然の中にある環境が個人的にはとてもすきでした! 現場の方々は親切で、たくさんのお話を聞けて勉強になり本当に楽しかったです!!
トンネルクイズ!!!
問題 01 この凹みなんだ?
問題 02 トンネル内にあるこの24SP 25SP 26SP これってなんだ?
問題 03 トンネルに刻印されたこの数字 45 40 なんだ??
学生の感想 05
ほとんど完成したトンネルを歩いて見て回ったのは今日が初めてだったので、とても興奮しました!謎の数字やくぼみの正体を実際に見ながら知ることができたのはすごくいい体験になったと思います!トンネル測量もまだ1年なので実習をやった事のない私たちでも簡単にできて、すごいなと思いました。貫通石は初めて貰えた!と思ってたら家にあと3つもあってちょっとびっくりしました笑ドローンはいつか飛ばしてみたいなって思っていたので、こういう形で飛ばすことができて嬉しかったです!盛土もあと3mも高くなるんだと思うと驚きでした。全体を通して普通に暮らしていたらまずできないような体験をたくさんさせてもらって、さすが高専さすが県庁だなって思いました笑これからの授業や実習に活かせられるようにより頑張って行きたいと思える1日でした!
好奇心はとまらない!!
現場には普段見ることができないものがたくさんあります。完成してしまうとそれが何だったのかすらわからないもの、何のために設置するのか?想像すら出来ないもの、たくさんあります。でもこれ、全部意味があります。1年生は知らないことだらけでしたね。その好奇心のおかげ?で、見学時間が大幅に延長しました!!どんな質問にも、現場のみなさんは丁寧にお答え頂きました、本当にありがとうございます!!百聞は一見にしかず!でした!
貫通石!!!
トンネルの貫通箇所で採取された石は【貫通石】と呼ばれます。トンネル工事はとても難しく、無事に終わったことは難関突破の意味につながることから、【合格祈願】のお守りにもされています。今回この貴重な貫通石をおみやげに頂きました!!
ここぞ!!という時に身につけますね!!
とってもかわいいオブジェになっています。この激レアアイテムは、どれもオンリーワンです、みんな自分の好きな色やカタチのものを必死に選んでいました!ありがとうございます!!!
学生の感想 06
完成したばかりのトンネルの中で好奇心に任せてはしゃいでいたのがものすごく楽しかったです。他にもドローンの操作など貴重な経験ができました。この度はこのようなことを企画してくださってありがとうございました。実際に舗装などの作業をしている様子も生で見てみたいです。
学生の感想 07
今日はありがとうございました。初めて参加し現場を自分の体全部で感じることができました。トンネル、橋などたくさんのものを見ることができてとても楽しかったです。トンネルの貫通石とても嬉しかったです。トンネル内の用水路の話や橋の橋脚のことなど私がわからないことがあって質問したら優しく教えてくださってとてもよく分かりました。また参加してみたいと思います。今日は本当にありがとうございました。
つづく!
次回、後編:4号橋・ドローン・盛土編につづく!! お楽しみに!!