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【コンペ#05】SAWATAウッドデザイン賞2022 SAWATAウッドデザイン賞(大賞)・社長賞 受賞!!

表彰状授与式の様子!

SAWATAウッドデザイン賞2022

SAWATAウッドデザイン賞2022は、防府市に本社のある澤田建設株式会社が主催する、大学生、高専生、高校生を対象とした、木材を主として利用したビーチサッカーパークのアイデア・設計を競うものでした。

授賞式の模様

富海海岸

みなさんは、1971年リリースの南沙織さんの「17才」という曲をご存知ですか?1989年に森高千里さんによりカバーされた、一度は耳にしたことのある歌ではないでしょうか? その歌の中に【誰もいない海〜〜〜二人の愛を確かめたくて〜〜〜】という歌詞があるのですが、そのイメージの舞台になったのが、どうやら富海海水浴場らしいのです!!!作詞家の有馬三恵子さんは防府市出身の方で、沖縄の海をイメージして歌詞をかきたかったそうなのですが、沖縄返還は1972年、当時は沖縄に行くことは簡単ではなかったようです。そこで地元富海の海を、沖縄の海に見立てて、この詩を書いたと言われているようです。そんな素敵な海岸にビーチサッカーパークを提案するのが今回のコンペです。

SAWATAビーチサッカーゲームズ山口2022

ビーチサッカー!

富海海水浴場はビーチサッカーで有名な場所!!って知っていました?富海海水浴場は砂質がよく、ビーチサッカーに適した【パウダーサンド】です。そんな富海海岸で、地元・澤田建設さんは、毎年6月、【富海の浜から世界へ!】ビーチサッカー大会を開催されています。私達もビーチサッカーパークを設計するために、まず、SAWATAビーチサッカーゲームズ山口2022を観戦してきました!

FC琉球BSとアヴェルダージ熊本BSのエキシビジョンマッチ!!
漫画のような華麗なプレイに大興奮!!

土木建築工学科4年綾木才子さん SAWATAウッドデザイン賞(大賞)受賞!! 大賞の受賞は昨年に引き続き2年連続の快挙!

CONCEPT

「すべての人の憩いの場となる、ビーチサッカーパーク」です。ビーチサッカーに親しみのない人でも楽しむことができるよう、桟橋工事を用いたウッドテラスを作りました。ウッドテラスでは様々な楽しみ方があり、木だからこそ感じられる温かみを大切にしつつ、富海海岸の美しい景観に配慮したデザインを目指しました。

SAWATAウッドデザイン賞!

アピールポイント

TONOMI PARKのアピールポイントについて、コートとウッドテラスの
2つの観点から説明します。

まずコートについては、試合で使用する青いラインに富海の藍染を用いており、「富海らしさ」を感じることのできる空間を目指しました。そしてゴールには、砂の色と同化しない濃い色の木材を使用し、選手がプレーしやすい環境になるよう配慮しました。

  1. ウッドテラスについては、ビーチサッカーになじみのない方でも富海海岸を楽しむことができるよう、5つの楽しみ方を提案致します。

  2. 観る、する…ビーチサッカーの試合を観たり、実際にプレーしたりする

  3. くつろぐ...木の朗らかさと、海のさざ波を感じながらゆったりする

  4. 食べる...食べ物を持ち寄って、ピクニックをする

  5. 自由に過ごす...釣りをしたり、海を眺めたり、思い思いに過ごす交流する...富海海岸を訪れた人たちと、楽しいひと時を共有する

また、テラスの日よけには、天井に芝生を用いています。自然に囲まれながら、日々の疲れを癒していただきたいです。

木製の賞状をいただきました!!感動!!

一言コメント

素直に、とっても嬉しいです!笑
これからもどんどん色々なコンペに挑戦していきたいと思います!

土木建築工学科3年:筒本琴音さん、田中奏さん、中谷怜奈さん、土木建築工学科1年:背戸雫さんの4人チームによる【海上試合中海中休憩中】が社長賞を受賞!!!

CONCEPT

コンセプトは出島である。海に突き出すように設計されているので、小島のようなコートと観戦場所は海の上にあるようである。その観戦場所の階段を下って移動した休憩所は、海面下に潜っていくような、海の中にいる気分を味わうことが出来る。

社長賞!!!!

アピールポイント

アピールポイントは3つある。
 1つ目は、コートと観戦場所は選手の移動や広告などでの宣伝のために、窮屈になりすぎないようゆとりを持たせ、そのスペースごと、ぐるりと囲むように建てられた観戦場所は、応援の妨げになることなく通行可能な広さがあることだ。また、その屋根はコートに向かって低くなるような設計をしており、ドローンの撮影などでも上から撮りやすくなっている。
 2つ目は、海側の海に向かって広くなっている観戦場所の、階段を下りて下の階にある海中休憩所についてで、ここでは主にリラックスして過ごす空間になっており、トイレやマッサージ台付きの個室がある。5海側の壁は大きなガラス窓になっており、外の景色を一望でき、潮の満ち引きや時間帯によって変化する様子を楽しめるようになっている。
 3つ目は、試合のないときでも気軽に立ち寄ることが出来る、海風の通る開放感があることだ。散歩のルートなどに利用できることはもちろん、富海で遊んだ時のちょっとした休憩所としても活用しやすい。

初受賞のコメント

みんなでワイワイしながら作り上げていく楽しさをたくさん詰め込んだ作品なので、社長賞という立派な賞を貰えて誇らしさでいっぱいです! みんなのおかげだー!! ありがとう!!!

今回のコンペに参加しようと思ったきっかけは?

前回、模型のコンペに参加をして、とても楽しかったので、もっと他の設計もしてみたい!!と思って参加を決めました!

はじめてのコンペ!

入学して初めてのコンペで基礎も分からない状態でしたが、3人の先輩方が優しく教えて下さったり意見をたくさん出てもらいました。なので、自分の思ったことや、基礎知識もあまり無い意見も真剣に考えて案に入れようとしてくれてとても楽しく出来たコンペでした!

今後の意気込みは?

今回は4人でやるからこそ色々な案が出て、より良いものをつくり受賞することが出来ました。次は個人個人の力をもっと発揮し、コンペの経験を活かし活躍出来るように色々なコンペに積極的に参加したり知識も増やしていきたいと思います!

夏休み、チームで模型作りからプレゼンまで楽しみました!

一言コメント

今回のコンペに参加して、自分たちのしたいことが形になっていく楽しさを知りました!やらないで後悔よりやって後悔を座右の銘に、これからもしたいことにはどんどんチャレンジしていきます!!

またひとつ新たな挑戦をしました。皆と意見を交わして作るものは私の発想では追いつかないことを改めて実感することも出来ました。少なからず増えてきた知識をこれからも忘れずに…そして、この「楽しい」という気持ちも忘れずに高専卒業までの2年でこれ以上のものをつくれるように成長していきたいです。

ビーチサッカー場? なにそれどうつくるん? みたいな感じでこのコンペの作品づくりがスタートしたが、いろいろと調べたりアイデアを捻り出したりと、あっという間に完成してしまっていた。今回のコンペで初めて住宅以外の建造物の設計をしたが、とても興味深かったので、もっといろいろなコンペに挑戦したいと改めて感じた。

今回のコンペでコンペがとても楽しいことを知りました。そして、色々なことに挑戦する度胸がつきました!このことをスタートラインとし高専での様々なことにたくさん挑もうと思います!

最後に

今回、建築士特別賞を、山口県立下関工科高等学校 建設工学科 建築コース 3年生の2人組が受賞しました。実施設計に匹敵する非常に質の高い提案!とても驚きました!ともに山口県の建設業界を盛り上げていけたら嬉しいです!今回、このような素敵なコンペを開催して頂いたすべての皆様に感謝です!次回も楽しんでチャレンジしようと思います!!!

最後に、富海海岸は本当に素敵なところ!皆さんもぜひ行ってみてください♡

みんなにも読んでほしいですか?

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