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【デザコン2022 in ARIAKE】 #04 構造デザイン部門 2日目 【優秀賞受賞!!】

優秀賞!

結果は後からついてくる~デザコン2022 in 有明~

 指導教員の海田です。いや~、デザコンって本当に良いものですね。学生どうし学生と先生、先輩と後輩etc・・・一つの目標を目指したこの一体感。本選に至るまでの数々のドラマ。それらをまるっと一番近くで感じることができるのが、指導教員の醍醐味ではないでしょうか。
 徳山高専のデザコン構造チームはここ10年くらい、ほぼ毎年何らかの賞を頂いています。昨年大会に引き続き、今大会でも「一繋」が優秀賞に輝きました。本当に素晴らしい成果であり、リーダーの元永さんが壇上で言った通り、「チーム徳山高専」として数カ月間、互いに切磋琢磨してきた努力が実った証と思います。
 一見して「一繋」はシンプルなラーメン構造に見えますが、解析や実験によって予測される載荷後の変形状態をうまくある方向に誘導し、これを紙の高い引張力で拘束するといった高度な知識や技術が採用されています。もちろん、これを実現するための高い製作精度や妥協しないものづくり精神があってのことです。しかし、徳山高専デザコンチームの強みはそういう技術的なところだけではありません。「全力で楽しむこと」。今大会の代表2チームを見ていて、それを特に強く感じました。自信を持って作り上げた「一繋」「二猫一」はいずれも美しく、メンバー一人ひとりが作品に対する自信や期待とともに、深い愛情を持って大会に臨んでいましたね。その結果としての優秀賞。最高です!
 目指すは最優秀賞、しかし「結果は後からついてくるもの、自分たちが技術者として"オモシロイ"と思うものを作れ!」これが徳山高専デザコンチームの伝統的マインドとなっており、メンバーは変わっても先輩から後輩に受け継がれています。受賞した優秀賞以上の価値を実感できた「デザコン2022 in 有明」でした。
 みんな、ありがとう!よくやった!!

徳山高専全員の優秀賞です!
表彰式 ながぁ〜
デザコン構造初挑戦の鶴岡高専から質問攻め!!!
みなさんおつかれさまです!

本戦を終えて 

  • 載荷の時はすごくドキドキしたけど、両チームとも50kg持った時はとっても嬉しかったです☺️何回も試作を繰り返した結果が出て良かったなぁって思いました!みんなの緊張してる様子や嬉しそうな姿を撮れてすごく楽しかったです!!また来年も行きたいなぁ🗿💭

  • 1人は2人に勝てない、2人は3人に勝てない・・・・・5人は6人に勝てない。徳山高専は24人のメンバーとOB,OG,先生方…etc。だから徳山高専は強い

  • 本戦に行くにあたり、デザコンに関してだけでなく、先生・学生たくさんの人に助けてもらいました。本当にありがたいです。班員は言うまでも無いかもしれません。班員のみんながいたからなんでも出来ました。ありがとう。でも1番お礼を言いたいのは元永さんです。寝れない日々も、思い通りにいかない日々も、元永さんがずっと隣で頑張っていたから私も頑張れました。何度も諦めそうになったけど、何度も妥協したくなったけど、何度も辛くなったけど、その度に救ってくれました。最高のライバルでした。元永さんに負けたくなかったけど、元永さんが勝って1番嬉しいのは私だと思います。元永さんと助け合って競い合った日々が、本当に楽しかったです。ありがとう。

リーダーのことがみんな大好き!!
デザコン最高です!

デザコンとは 01

  • 私にとってデザコンはずっと憧れてたもので、ずっと参加したいと思っていたコンペです。

  • 私にとってデザコンとは、「学校生活の中で1番頑張った事は?」って聞かれたら、自信を持って「デザコン!」って言える活動。

  • デザコンとは挑戦だと思います。橋を作って壊してまた作って…と毎回これを繰り返し当たって砕けるように実験をしていきます。それは挑戦し続けてより良い橋を作っていくので挑戦だと思いました。

  • 私にとってデザコンは、高専に入学する前から憧れていたもので、絶対に参加しようと決めていました。1年生から参加できたことが奇跡だと思っているし、さらに本戦にも参加できて、本当にありがたいです。すごくいい経験をさせてもらえて、参加してよかった、入学前からの夢を叶えられてよかったなと思っています。

  • デザコンは私に元気と知識と技術をくれて、放課後や休日をさらに楽しくしてくれました。まだ授業では学んでないことを早く知れたり、デザコンでしか磨けない技術をたくさん磨くことができました。なにより幅広い学年の先輩方と話せたことで、さまざまなことを知れたし、ここでしかできない体験もたくさんできました。

校内予選の様子

デザコンとは 02

  • 生活の一部

  • 宝物です

  • デザコン=楽しい です。自分たちで設計して、1つのものを製作することはもちろん、後輩や先輩、先生と色んな話をすることが私にとってすごく楽しい時間です。橋を作製していて難しいことも沢山あるけど、それをみんなで協力して解決して満足できるものを作ることができると、すごく達成感を味わうことができます!

校内予選の様子

デザコンとは 03

  • デザコンとは、ひとつの目標に向かってみんなで団結することだと思います。

  • 努力が形に現れるものだと思います。自分は班の力になりたいと思って必死に努力していました。その結果、先輩らの努力もありいい橋ができたのだと思います。全ての班が努力したからこそ徳山高専内でレベルを上げられたと思っています。特に作ったもの(橋)が形となって目で見えるのは嬉しかったです。デザコンでは先輩後輩との関わりもあるので人間関係の幅も広がり自分自身を成長させることも出来ると思いました。 

校内予選の様子

デザコンとは 04

  • デザコンとは、私にとって生活の1部という感覚になりました。放課後はデザコンだ!っていう精神で約4ヶ月間やりきりました。楽しいけど、厳しさもあって楽しいだけじゃ乗り越えれない壁ってものも感じたけど、最終的に楽しいで締めくくれて凄くいい思い出になっています。来年も絶対やります!私の時代を作るのだ!!

  • デザコン期間中は学校にデザコンしに行くって感じで、特に本戦が決まってからは夜ご飯を持参して、坂下の終バスに乗って帰るっていうのが当たり前だったので、今それが無くなって逆にとても違和感を感じています。デザコンには、本戦に出る、より良い順位を目指すって意義がもちろんあるけれど、それ以上に自分の技術を磨いたり、他学年と仲良くなれたり、他の人と切磋琢磨したりと、辛いことも沢山あるけれど、それ以上に自分の成長に繋がるとても良いコンペだなと思います。それはリーダーを始めとしてメンバーはもちろん、先生方や専攻科の先輩の支えがあってこそなので、まさにチーム徳山高専だなと思います。私はこの班で活動できて、本当に良かったなと思います。

校内予選の様子
校内予選の様子

デザコンとは 05

  • 目標にする人が常にいて我武者羅にその人の背中を追いかけ、答えも正解もなく終わりのない果てしない冒険

  • 私にとってデザコンとは、みんなです。

幾多のイレギュラーを乗り越えて~指導教員より~

 今年のデザコン活動は、イレギュラーの連続でした。全学年からメンバーを募集した5月、参加希望者は実に54名の過去最多!いやいやいやいや、嬉しい悲鳴だけどさすがに活動場所も道具も予算もないっっ!デザコン首脳会談(ベテラン勢による会議)を緊急招集し、頭と心を痛めながら選抜された24名(4チーム)+ご意見番1名の25人の精鋭で有明大会に臨むことに。
 さぁ夏休み!デザコンシーズン到来だ!と思った8月に徳山高専を襲った大停電。くそ暑い中、1カ月もの間、校内全ての電力を奪われ満足な活動ができず。停電を免れた閉寮中の寮の一部を製作部屋として開放しました。
 なんとか校内予選を終えて代表2チームが決定し、本選まであと2週間となった11月下旬。突如2チームを襲ったコロナウイルス感染。
 今年のデザコン活動は、イレギュラー続きでしたが、優秀賞という成果とともにメンバー一人ひとりの大きな充実感や達成感を得ることができたのは、デザコンやりたくてもできなかった学生、校内予選で惜しくも敗退したメンバー、デザコン活動を支えてくれた教職員、そして家族の方々からの多大な応援のおかげです。
 デザコンは数ある高専コンペのうちの1つですが、こんなにアツくなれる時間を仲間と一緒に過ごす経験は何事にも代えがたい貴重な財産であることを確信しています。デザコン活動を通じて培った専門知識はもちろんですが、互いの信頼関係や絆が今後の学校生活や社会生活の糧になり、メンバー一人ひとりが大きく成長してくれることを切に願っています。
 そして徳山高専のデザコンチームは毎年、大会が終わると一旦解散し、再び4月にゼロからメンバーを募集するところから始まります。こうして、デザコン活動を通じて縦横の新しい繋がりや数々のドラマが生まれるのです。
 さぁ!「デザコン2023 in 舞鶴」に向けてがんばるぞっ!!
・・・とその前に、デザコンモードからお勉強モードに生活様式を一旦切り替えて、学期末の課題・レポート・研究・定期試験をクリアしてくださいね❤(※ 歴代デザコンメンバーで留年した人はゼロですから。)

そして「デザコンやりたくて徳山高専に入学しました!」という未来の新1年生を胸を張ってお迎えしましょう!

Team 徳山高専!!!!!!

【デザコン2022 in ARIAKE】 #05 プレデザコン部門 へ続く

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