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【コンペ#06】 第2回POLUS木造住宅インターハイ 奨励賞受賞!!

屋根=地面 〜自然の下で遊んで暮らす家〜

土木建築工学科 2年 金子 まりもさん、背戸 雫さん 奨励賞受賞!

令和5年5月10日に行われた、第2回「POLUS木造住宅インターハイ」-高等学校・工業高等学校・高等専門学校等 建築デザインコンペティション-において、土木建築工学科2年金子まりもさん、背戸雫 さんの作品「屋根=地面〜自然の下で遊んで暮らす家〜」が、全国から寄せられた117点・参加高等学校44校の中から「奨励賞」を受賞しました。建築模型つくりはじめての2人が春休みに楽しんで試行錯誤して取り組んだ結果ですね、おめでとうございます!!

第2回 テーマ 「屋根から考える暮らし」

屋根から暮らしを創造する。
それは、雨や雪、太陽など天気との対話によるデザインでもあるし、塔のように建物の一番高い部分のデザインでもあるし、街並みや村の風景のように、集まり方のデザインでもある。
屋根を考えることは、その屋根をきっかけに、そこでどんな暮らしをデザインするかを考えることだ。
屋根の大きさも形状も勾配も素材も登れるかどうかも、全て自由に捉え(これ屋根なの?くらい、これまでの当たり前を崩してOKです)、その屋根らしい暮らしを考えてもらいたい。

ポラス木造住宅インターハイHPより

CONCEPT

  • 屋根がテーマだったので、驚きを詰めた作品にしました!屋根=地面!!?みたいな感じにして遊び心強くしました。

  • 屋根を地面と同じ高さにして地下の秘密基地のようにワクワクする遊び心のある家にしました。

はじめて建築模型をつくりました!!

制作過程でこだわったこと

  • 私は螺旋階段、ボルダディング、木、本棚など細かいところまで綺麗によく見たら凄い!!ってなるようにこだわり抜きました

  • 家具など細かい部品をこだわりました。本棚の本を一つ一つくっつける作業は「模型作ってる感」めちゃくちゃあって楽しかったです。あと、屋根が地面と同じ高さであることをアピールしたかったので芝を敷いたり木を作ったり、家の外観にもこだわりました。

制作過程で苦労したこと

  • 1週間前に模型を作り始めたのがきつかったです。あと、丸い部屋など作る時の微妙にサイズが合わないところが嫌でした。

  • とにかく時間がなかったので全部大変でした。部材を組み立てた後に床の高さが合わなかった時はとても焦りましたね。でもどーにかなりました😊よかった!!

コンペに参加した理由・感想

  • 去年の先輩方の作品を見て模型を友達と作りたい!!となって参加しました。

  • 模型を作るコンペで楽しそうだったので友達と一緒に参加しました!

  • 友達と協力してやるコンペを初めて参加したのでとても楽しかったです。辛かったのもいい思い出になりました!

  • テストよりもつらかったけれど、心強い友達と協力して作ったので夜遅くまで寮でわいわいできたのがとても良かったです!!

  • 2人とも寮生だったので、制作期間中はずっと模型作りができて楽しかったです。来年もまた挑戦したいです!

審査コメント

テーマに沿って非常によくコンセプトが考えられている。模型から作者の個性が伝わってきて自分だけの作品へと仕上がっている。テーマの読み解きをもっとこだわるといい作品になると思います。
模型から作者の個性が伝わってきて自分だけの作品へと仕上がっている。テーマを読み解く中で、打ち出したコンセプトの内容が面白い。全体としての表現の豊かさが際立っている。コンセプトの表現の仕方をもっと工夫するとやりたいことが伝わると思います。

ポラス審査員の方々のコメント
しっかり伝わってうれしいです!!

最後に

コンペに挑戦していたのは、1年生が終わった春休みでしたね。とにかく「模型が作りたい!!!」そこから全てがはじまりました。
建築模型をつくった経験ゼロのふたり、先輩のつくった模型を見様見真似でワイワイいいながら試行錯誤しました。なんとかできちゃうものです笑 
今回のテーマは非常に興味深いものでしたね。「屋根っぽくないのがいい!」からはじまって、じゃあ埋めちゃえばいいじゃん!だったら屋根じゃなく地面になるよね〜。
ただこれどう表現する?どうやってつくればいい?地下に埋め込まれた模型表現、普通の模型もつくったことのないふたりはいつも???でした。
そんなこんなで、実際に模型が出来上がった時は感動しましたね、審査員の方がおっしゃるとおり、「自分だけの作品」になっていると思います。
誰かに褒められるのって嬉しいね、受賞おめでとうございます!
コンペを開催していただいたPOLUSさんに感謝しましょうね。